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TaraLog/2005-06-25

;SS;会津藩を行く~たらこせる家家族旅行05初夏初日

 6/26、誰がつけたか「露天風呂の日」。これの車内吊り広告を拝んでから、「6月中に旅行にいくべえか」と家族会議で確定。その後、年に一度((芸社考え直してください。もいっかいプリーズ))の温泉芸社presents上映会と見事バッティングしてしまったり、むすこせる一号には黙っているが「ミュー」の交換解禁日だったりと、さまざまありつつも当日を迎えて東北道を北上する旅に出た。でみぞうのクーラーはコンプレッサ死亡?といった判断を受け、12ヶ月点検を終えながらも、これで最後の旅行なのかもな、という状況だ。
 あとあとルート確認してみたら~翌日の帰り道でも間違えた...~16号で岩槻ICあたりから乗ればよいのに、ついJHのページでルート検索して大泉→外観→川口JCTという迂回ルート。まあ、混雑はしていなかったのでよいことにする。しかしJHの策略ってどうなのか。それとも誰もが地元民なら知っている事実、なのか。

喜多方ラーメン紀行の前に宇都宮餃子を食す。

http:/p.xiaopu.net/albums/dc/F900iT/0605/1119829704129.jpg http:/p.xiaopu.net/albums/dc/F900iT/0605/1119829615082.jpg  昨日のところで綿密ではないが、アバウトなトラベルプランについてはヨメから聞いていた。朝飯をそこそこに飛び出して、SAでなんかちこっと食べて昼のメインは喜多方まで出向いてのラーメン紀行。そうか、それでは、ということで東北道に乗ってからはラーメン昼なら間食はやっぱり餃子だろう、とばかりに宇都宮近辺のSAになだれ込むことを決意。宇都宮を過ぎて上河内SAにてしばし休憩タイムをとる。
 到着したら一面餃子の冷蔵庫を用意している気合いっぷり、また宇都宮餃子数店舗を日替わり?かしらん食せるようなっていた。「食べ過ぎいくない」とのヨメの静止もあったので二皿だけチョイスしてみた。「餃子会館」と「味一番」。が、ヨメの言葉の「わたしの手製のがうまい」は、まあそのとおりだった。彼女は餃子に西洋野菜であるキャベツを入れることに疑問を日々感じているのだ。本日の宇都宮餃子も甘みはキャベツからの使者、だった模様。ひとまずの軍配は「味一番」か。こちらのほうがキャベツ系の甘みなんだが。 #clear  東北道は土曜の朝イチ、というのには既に日が高い状況でもさほど混雑、という感じではなかった。また、120km/hで走っていると怒られるくらいの流れ、というのもどうやら嘘くさい感じはした。クーラーのなさは確かに路面上の温度計調べで30度超過の状況ではきつかったのだが、なんとか少し開けた窓で凌ぎきった。
 でみぞうには10枚CDチェンジャーがオプションで搭載されている。前オーナーがまま残していった一品。J-WAVEが受信できない地域では重宝させてもらっているのだが、既にMacmini+iTunesでがんがん曲回し続けるよ13GB、な生活を送ってしまったばっかりに、シャッフルもないCDチェンジャーにちょいと長距離運転に萎え気味である。たとえかからない曲ばっかりでも10GB超過の楽曲世界とランダム性というのがもとめるものになったというやっかいやっかい。次なる旅行は、たぶんこのでみぞうとともにということもないだろう。チェンジャーの時代もひとつ区切りがついたようにも思えた。でも朝起きてすぐにレンタルしていた「サンボマスター」をCD-Rに焼き直してもっていったけど。  郡山から磐越道はほんとに車の数が少ない。梅雨突入のほっこり晴れ間というのは運もあるのだろうけれど旅行には最適だったのではないか、とヨメと二人で悦に入ったりする。会津若松で降りて北上し、一路喜多方をめざした。

喜多方ラーメン紀行「香港」と「まこと食堂」。もう一軒行けた、多分。

 ひとえに喜多方ラーメン店、といっても出す店はほんとにたくさんある。
 その選択で各種ネット情報を漁るだけでも一苦労だ。そして喜多方に入る以前からもう「喜多方ラーメン」の看板や幟はたくさん出ていて、どこでも食べられるという寸法だ。
 んが、そこはそれ、きちんと老舗とか元祖とかで食べてみるというのが正しいだろう。ということで市内に入り込んで、餃子でさらに食欲がかき立てられたたらこせる家がすすんだのは、ヨメチョイスの店「老舗香港」だ。
 喜多方市内は結構一方通行などもあったりして駐車場に悩まされる。かつ店舗そのものは発見しづらかったりもする。「ホテルの前なんだけどなあ」と話すヨメだったが、「老舗香港」を発見するのは結構やっかいだった。通りのちょいと中側に店があるんだもんなあ。 http:/p.xiaopu.net/albums/dc/F900iT/0605/1119842982676.jpg http:/p.xiaopu.net/albums/dc/F900iT/0605/1119843292566.jpg  目印のホテルをむすこせる1号が発見して一端停車。歩いてヨメが店舗探しに出る。駐車場のありかも聞いた上で再度入店の「老舗香港」。二階席に案内された。近所にちょい行列の出来ている店があったが、ここはそんなに混雑はしていなかった。
 冷水を流し込めるだけ流し込んで、到着する二つのどんぶりを見つめる。昨晩の「タモリ倶楽部」ではないが夫婦ともども「一軒でわかったふりをしない」やる気満々だ。ので、むすこせるどもと分け合っての二どんぶり戦法だ。チャーシュー麺と中華そば。喜多方ラーメンといえば「複数枚のチャーシューがデフォ」のイメージ通り、ここ「老舗」においてもなんだかチャーシュー麺のコストパフォーマンスどうよ、というのはそのイメージに違わないのだった。 #clear http:/p.xiaopu.net/albums/dc/F900iT/0605/1119830985988.jpg http:/p.xiaopu.net/albums/dc/F900iT/0605/1119829802504.jpg ヨメが「しょっぱい」と普通の中華に苦言を呈する。チャーシュー麺の俺のほうはそんなふうに感じなかったのでスープのみ交換してみると確かに中華のほうが味が濃かった。たんなる分量間違いなのか、それとも中華とチャーシュー麺で違いがあるのか。ともあれ、いっしょにだされたカブの漬け物を口直しにするとまたスープがすすんでしまうという太い縮れ麺でもさっぱりといける味わいである。だが、ここで判断するのは早計というモノ、って小芝居はじめることもなく、1号に麺たっぷり与えたためか、まだアイドリング中、というくらいのボリュームなのだ。
 続いて目指すのは「まこと食堂」。駐車場の場所がわからないので、400mくらいの距離をひとまず徒歩移動してみる。場所がだいたいわかったので俺だけ引き返して車を移動させた。店の前には「香港」と違って長い列が出来ていた。 #clear http:/p.xiaopu.net/albums/dc/F900iT/0605/1119843394801.jpg http:/p.xiaopu.net/albums/dc/F900iT/0605/1119844315441.jpg  んが、別れたヨメとむすこせるたちは列の前側に陣取っていた。もう2時も回ろうというのにおさかんなのである。でも都内出発とかの観光パターンならばこのくらいの時間にもピークがくるのかもしれない。
 前のほうにいたものの入れ替えは一組ずつというわけではないらしい。店前で注文だけ受けてもらったが、その後約10分あまり帰って行く客を見送って過ごした。
 それでは入店してすぐにラーメンにありつけたかというとそうでもない。また数分待たされた後に香港同様にラーメンと中華そばの二どんぶりが登場。
 チャーシューは脂身が香港のそれよりも多く、好き嫌いがわかれるところだろうけれど食感含めてならこちらに軍配か。麺の太さは同じくらいだがスープは豚骨をベースにしているので東京豚骨と香港との中間やや喜多方より、という感じか。だからといってくどくなく、所謂東京の濃いめの醤油豚骨に食傷気味の俺でもするするといける感じだ。
 混雑ほどの差があるわけではなく、ちょいとこってりを堪能したいのなら「まこと食堂」といったところか。三店舗回ればさらにそれぞれの違いもよくわかっただろうが、ヨメもむすこせるどももギブアップの模様だったので、イチどんぶりで来店、というのもいかがなものかなあ、といったところだったので、初日のお楽しみの温水プール+温泉に向かうことにした。既に行列はなくなっている3時近くの喜多方だった。 #clear

ラビスパ裏磐梯経由夕暮れ時の毘沙門沼の緑っぷりよ。

 家族旅行であるので、むすこせるどもも主役であり、彼らの楽しむ時間と場所も用意するようにヨメは配慮。今回は温水プール+温泉の「ラビスパ裏磐梯」をチョイス。プールはとくに目立つものもなく、ウォータースライダーも午前中で終了していたのであったが、人間の数、非常に少なく、貸し切りとまでは行かないが、ゆったりと家族で過ごせた。あとで質問すると、一番楽しかったのはここ「ラビスパ」裏磐梯だったとのことだ。
 温泉も日頃スーパー銭湯系に慣れ親しんでしまっているとボリュームの小ささで短い時間であがってしまった。まだ日が傾きかけてきた、といったところで、ホテルには電話の上、少々時間を使って本日五色沼を見てしまおうということになった。
 そのままラビスパを出て山側に車を走らせると湖が見えてくる。これを左手にさらに走ると五色沼の看板が。大きな駐車場はあるのだが、車の数は少なくシーズンオフ、といった感じだ。ヨメとも話したのだがぽっかりと訪れた梅雨の晴れ間というのは何かとお得感がある。ただ、こう人が少ないとどこに何があるのか人の流れでつかめないという難点も。五色沼とは書いてあるものの地図を見てもイメージするほとりといった感じがつかめないのだ。
 ようよう止めるところを間違えていたのだ、と気づいてさらに先にすすんで車をつける。観光客用の施設は見つかったが沼は見えない。先行して自分が確かめに行って、ようやっと発見。ってか夕日を浴びてたたずむ毘沙門沼に笑いがこみ上げてきた。 TaraLog/2005-06-25/IMG_1451.jpg 「碧だねえ」
「碧だ」
「ほんとに五色あるのかなあ」
「しかし人の作ったモノには限界あるし、想定できるところあるけど、自然にはかなわないね」
 そんな会話を交わしながら、しばし、湖のほとりを風景を眺めながら散策する。日はまだ高いが、落ちる時は一瞬だ。さすがにここから往復6キロは子供連れ無理、と判断して毘沙門沼周辺だけをまわるにとどめたが、人の影のない中暮れていく陽、夏至を越えたけど一年で長いほうの日照期間が見せる風景にうっとりした。 TaraLog/2005-06-25/IMG_1457.jpg  日本赤十字の発足は磐梯山の噴火からだったのだなあ、などと碑を見て思ったりした。明日も早い時間にぜひ来よう、と決めて、五色沼をあとにした。
 その後山を下って猪苗代方面にすすむ。本日の宿泊は温泉はないけど食事がバイキング+デザートバイキングということなので選択したホテルリステル猪苗代だ。
 気づけばガスメーターがエンプティを指している。どうしよう、と思うも幹線道路外れたらまったくガススタンドを見かけなかったAコープとか平気でリッター120円台だったりするし、躊躇してしまったのが原因。明日の攻め先再度五色沼ならどこかで入れとかなくてはいけないんだが...。これはフロントの案内でどうにか解決しておいた。もう夜は動かなくていいや。
 リステル猪苗代からバイキングではなくコースメニューも選択できるよ、との話を聞くが、子供連れでもあるしバイキングしかないと思ったのでそのまま。ただし6時開始のバイキングは人数ぱんぱんの模様で8時からになるとのことだった。 #clear

牛もンまかった。が、今日の食事のおおとり重畳気分の演出は「ずんだもち」

 時間が来るまで自室で待機。ベッド部屋プラス和室という部屋構成はヨメが好んで用意した部屋だ。子連れにはこういった形態のほうが寝る際も楽々だ。「バク天」などを普通に見る。テレビ局はほぼ関東と変わりない状況らしい。
 8時になってようやくバイキング会場入り。家族構成はやはりうちと同様な子持ちのファミリーが多いようだ。 http:/p.xiaopu.net/albums/dc/F900iT/0605/1119844668566.jpg  バイキング料理のディッシュに目を通すと、よくある安売りファミレス系でなく、きちっと仕事している感じがしていて好感が持てた。イカの炒め物や豚のショルダーハムなぞが結構いい。つまみになる食事満載なのだが少々酒飲み自嘲気味で、既にドライブからの開放から待ち時間の間に地ビールを一本いっていたので、ここではモルツの小さい瓶をひとつとヨメ用のワインを飲んだっきり。ゆるりと過ごす。
 多種多様な料理をひととおり堪能。メインディッシュのオマールorステーキもおいしかった。これはとり放題ではないが、家族四人分用意できたので既にデザート、というかアイスにヒートしたむすこせるたちの分も比較的多めに食したので満足。そして、デザートバイキングにそこまでふんはん言ってるのだったら、左党の俺も少々、と思ってゴマ団子やらなにやらを見繕って持ってきた。ひときわ気になったのがずんだもち。手製だそうでつやつやぷーなのだ。うまそうと思い、和菓子中心の構成にしてみた。
 そのずんだもちがツボだった。もちのやわらかさと餡のからみかたといい、絶妙。なんだ、これは!もちの概念を変えるつもりかこんちくしょーと思ったので、後からデザートの物色をはじめたヨメに「ずんだもち、絶対」と告げると、ヨメの目の色もたちまち変わった。
 普段から「デザートは別腹」と俺にはない胃袋を豪語するヨメ、ここでいっきょに6個のずんだもちをたいらげ、翌日までうーあー言って「まだ消化しないまだ消化しない」と言い続ける、つまり別腹さえも圧迫、そのくらいに堪能したいできだったんですよ先生!福島、もちの名所か。ってか、リステルの料理に期待して少々予算オーバーでも泊まってみるとよいですたい。 #clear

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