TaraLog/2007-01-22
;DAILY;アウトプット障害(たぶんインプットそのものの未整理が原因)についての考察
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ぽっかりと、年末くらいからの頭を悩ませ続けていた業務課題がすんなり解決して、時間ができた。そろそろアプローチとして量から質転換が望まれる我が社のアウトプット戦線のメスをいれるべく、「すぐに稼げる文章術」を入手(ソースとしては[N] 日垣隆「すぐに稼げる文章術」などを参考に)。業務時間中も利用してさくっと読んだ。
マニュアル的な記述式ではないので、法則性そのものを即実行、という切り出しのものではない。日々実践においてアウトプットの習慣を持ち続ける中で見えてくる、もしくは立ち止まって考える際に有効になるだろう。もう少々、この手の文章術関連書籍は仕事の関係上追っかけてみるつもりだ。
ここ数年の本家、つまりここを軸としての文筆活動(分泌とでやがるATOKはある意味正しくも思える)は、リソースが増えているわけでもないのに複数個ブログにいたずらに文章を掲載しては、「ああ、長文が書けなくなったな」などと人と関わる際には口癖のようにしていたが、アウトプット力そのものが弱くなったというよりも、もともときちんとインプットされたものを咀嚼する努力=メモなど、に障害があったのではないかとようやくいきついた。アウトプットの手法そのものは広がりを見せているなかにおいて、インプットをきちんと行わずに来ていた、その因果としての薄っぺらい発信の数々。
ここ数年の「ほぼ日手帳」空白日の多さはまさにそれというところ。実はインプットしていなかった。発信すること、その場の存在だけにとらわれていたというところか。
こぼれていく情報はほんとに激しい。観たはずの映画の数々も昨年のものでさえ、どういう話だったのかわからないものもあったりする。そんなわけで、ここ数日は、せめて他媒体にのっている情報でもいい、整理しておこう、と習慣化にあたっているのだ。
#clear